【4668】明光ネットワークジャパン　株主優待が届きました。

（株）明光ネットワークジャパン【4668】

小中高向けの学習塾として明光義塾を運営しています。3年以上の長期保有特典を得られると利回りがグッと上昇します。

どんな会社？

明光義塾は個別指導を専門に取り扱っており、ここ数年は少子化の影響からか教室数と生徒数は減少傾向ですが約10万人の生徒が受講しています。（2022年時点）

業界の立ち位置については売上高だけを見ると2位で、個別指導のみでは10％のシェアです。なお、トップに君臨しているのは”東進ハイスクール”や”四谷大塚”を運営している（株）ナガセです。

明光ネットワークジャパンは、2015年頃に講師への賃金未払いで世間を賑わせたことも記憶に新しいですね。

株式情報

本社は東京都新宿区に位置し、決算月は8月です。高還元な株主優待は業績悪化に伴い半減してしまいました。配当金は継続的に出ていますので、それぞれ紹介します。

株主優待

権利確定月：8月　年1回

保有数	3年未満	3年以上
100株	¥500	¥1,500
500株	¥1,000	¥2,000
1,000株	¥1,500	¥2,500

2020年7月に株主優待の改悪が発表され、額面が半額になってしまいました。権利区分は3つに分かれていますが、一番高利回りになる100株がオススメです。

クオカードは汎用性が高いので、たくさん頂けて感謝しています。

改悪前の優待情報

保有数	3年未満	3年以上
100株	￥1,000	￥3,000
500株	￥2,000	￥4,000
1,000株	￥3,000	￥5,000

参考に、2019年まで実施されていたクオカードの贈呈額は上表のとおりです。100株の長期保有だと3,000円と大盤振る舞いでした。

利回り

項目	金額	備考
1株	¥715	2024年11月時点
100株	¥71,500
株主優待	¥1,500
配当金	¥2,600
利回り	5.73%

株主優待の改悪及び配当金の減配によって、株価は1,600円から600円台まで大暴落しました。最悪期は500円台でしたので、わずかばかり息を吹き返しています。

株主優待の半減は誠に残念ではありますが、配当金は継続的に出る方針で総利回りは約5.7％と高還元銘柄であるため、長期保有で検討するのも良いかと思います。