（株）WDI【3068】
WDIはカプリチョーザを運営しています。あまり聞きなれない名前かもしれませんが、エッグスシングス等も運営している大手の外食企業です。
株主優待
カプリチョーザの親会社であるWDIに係る株主優待の情報は、以下の記事をご参照ください。
カプリチョーザ
創業は1948年で渋谷のわずか6坪のレストランから出発しました。当時からボリューム満点のカジュアル・イタリアンレストランとして人気を博していました。トマトのこだわりが強く、イタリア産のトマトを使用しています。このトマトで作られたソースは甘みとコクが素晴らしく、多く方から支持を得ています。
お店の名前となっている「カプリチョーザ」の意味はイタリア語で気まぐれを表します。あまり日本語としては良い意味で使われることがありませんが、出てくる料理はどれもボリュームたっぷり、美味しく頂けるのでご安心ください。
明太子とイカのクリームパスタ
刻みのりがこれでもか、というぐらいのサービス精神です
パスタの価格帯は税込1,150円～とお高めの設定ですが、その分ボリュームはしっかりとあり、一皿で満腹感を味わえます。麺とソースのバランスもとても良く、ソースの美味しさは他のチェーン店とは頭一つ抜けていると思います。
そして、この具だくさん。イカがゴロゴロと、盛りだくさんのきざみのりがトッピングされています。一般的なひとつまみではなく、ひとつかみと視覚的にも大満足間違いなしのメニューです。
トマトとニンニクのスパゲティ
40年以上も愛され続けています。
1978年から提供され続けているNo.1の看板メニューです。お値段は税込1,150円と徐々に値上がりが進んでいますが、それでもメニューの中では一番安価で頼みやすいです。
こだわりのトマトは甘みとコクがしっかりと感じられるソースとなり、ニンニクの香ばしさは絶妙なアクセントです。ただ、思っている以上にニンニクが入っていますので、人に会う予定がある時は控えた方が無難です（笑
蒸し鶏とフレッシュトマトのジェノベーゼ
さっぱりとした味わいです。
お値段は税込1,320円で、このあたりがボリューム層のメニューとなっています。
数年前は麺にもバジル等が盛り込まれて緑色でしたが、2023年に注文した際はジェノベーゼ感が薄れてしまいました。それでもボリューム満点なのは変わりなく、蒸し鶏とトマトの量は変わらずに多いです。
カボチャのカルト
ふわふわ系のケーキで口の中で溶けます。
1個あたり税込660円で、ふわふわのタルトケーキです。見た目からは濃厚なカボチャだと思っていましたが、口の中で溶けるぐらいの柔らかさで抜群の美味しさでした。
飲食店のデザートでこのクオリティは素晴らしく、高級なケーキ屋さんに遜色のない出来栄えです。
店舗毎の特色
カプリチョーザは全国的に展開しているチェーン店ですが、店舗によりメニューが異なることが多々あります。
公式ホームページに掲載されているメニュー（MENU）も必ずしもあるとは限りません。看板メニューはどこの店舗でも取り扱っていますが、店舗独自のメニューや提供スタイルがあり、営業努力が如実に表れています。
駒沢大学店
ランチは大盛り無料で嬉しいです。
駒沢大学店の日替わりパスタを注文しました。生パスタにも変更可能（+税込190円）で3種類用意されていました。
乾麺であれば大盛りが無料で、130g→150gにサイズアップできます。たったの20g･･･？と思いますが、茹でると約2.5倍になるので50gの増量です。130gの時点ですらボリューム満点なので、誰でも満腹になれると思います。
サラダやオムレツ等が食べ放題でした。
こちらは、平日限定メニューのランチブッフェです。カプリチョーザならではの新鮮なサラダがたくさん食べられます。
サラダ以外のアラカルトも置いてあるのが嬉しいです。
サラダの種類は5品目と少なめですが、一つ一つがとても美味しい野菜でした。パンプキンスープやオムレツなども提供されており、かなりのクオリティです。ドリンクバーの種類も豊富で、オレンジジュースやアイスコーヒーなどが用意されています。ここらへんは各店舗で共通しているようです。
オムレツが品切れになったら、デザートピッツァが補充されました。モチモチ触感の生地にチョコレートソースなどがかかっており、ブッフェで提供されるレベルの域を超えています。
ピッツァ&ビュッフェ アトレ大森店
東京都大田区にある「ピッツァ&ビュッフェ アトレ大森店」に伺った際はサラダブッフェ・ドリンクバーの提供がありました。サラダ単品価格は1,000円以上と高めの設定なので、自由に食べられるブッフェ形式はありがたいです。
もちろん、単品メニューの方が具だくさんですが、こちらでも十分満足できます。カプリチョーザのサラダなだけあって新鮮で、ソースもとても美味しかったです。フルーツはライチの1種類だけと少々寂しく感じました。
ドリンクバーに至っては10種類以上の豊富なラインナップでした。写真にはありませんが、コーヒーサーバーもありましたので、食後の一杯にも嬉しいです。
ランチメニュー
ボリュームは変わらず、リーズナブルな価格設定でした。
別店舗ですが、こちらはランチメニューを販売していました。スパゲティ・サラダ・フォカッチャ・ドリンクのセットで税込990円とリーズナブルな価格です。（※2018年頃の価格です。）
商業ビルなどに出店しているカプリチョーザであれば、ファミリー層の獲得のために色々なスタイルを展開していますので、お得なサービスを提供している店舗を探してみるのも面白そうですね。