【7550】ゼンショーホールディングス
カジュアルイタリアンがコンセプトの「オリーブの丘」でお食事をしてきました。
株主優待
親会社のゼンショーホールディングスは誰もが知っている大企業です。株主優待などの情報は以下の記事にまとめてあります。
オリーブの丘
オリーブの丘は、外食の最大手であるゼンショーホールディングスが運営しており、イタリア料理を提供しています。全国に49店舗しか展開していないため、あまり見かける機会の少ないレア店舗となっています。
カジュアルイタリアンで有名なのは誰もが知る「サイゼリヤ」ですが、コンセプトはほぼ同じで、値段はオリーブの丘の方が若干高めです。それでも安価なメニューが多いので、学生からファミリーまで幅広い客層から支持を受けています。
テーブル席とデジタル注文
デジタル化が進んでおり、基本的に全てセルフサービスです。お店に入ると受付用のタッチパネルが置かれており、受付が完了すると自動的に空いているテーブル番号に振り分けられます。近くにある店内マップで座席番号を確認して向かうのでスタッフさんの案内はありません。コロナ過の感染防止や人件費の削減のメリットがあり、一石二鳥の素晴らしいシステム構築がされています。
テーブル席につくとお冷などはホールスタッフさんが準備してくれますが、注文はデジタル化されているのでタブレットを使用します。ただ、タブレットにはメニューの写真などの情報はなく「番号を入力」するだけで、紙媒体のメニュー表にある注文番号を入力していきます。
ファミレスだとあれこれメニューを選ぶのに迷ってしまうので、ページを行ったり来たりすることが多いため、タブレットだとやや不便なため、紙媒体のメニューを残してくれたのはユーザビリティの高さが感じられます。
さて、早速注文したシーザーサラダはフレッシュな野菜が使用されており、シャキシャキととても美味しかったです。写真は小分けにしたものですが、大皿タイプで税込649円とお求めやすい価格帯です。なお、競合相手であるサイゼリヤのLサイズは税込500円なので、ここまで低価格が実現できるのは凄まじい企業努力の賜物です。
メイン料理
サラダを食べ終え、注文したチキンプレートとパスタが届きました。この3品はそれぞれ500円台と破格の安さです。これ以外にも肉料理、パスタのメニューは多くありますが、価格帯はほとんど500円台です。ピザはトッピングによって変わりますが、600円台が多くなっています。それでもこの安さは本当に驚きで、サイゼリヤと良い勝負をしている価格帯です。
なお、安かろう悪かろうでは意味がありませんが、味もとても美味しくて店舗数が少ないのが唯一の欠点でしょうか。
安心して入れるファミレス
知名度はまだまだ高くない「オリーブの丘」ですが、最大手のゼンショーグループなだけあって、店内システムの構築、メニューの安さ、料理の美味しさと3拍子が揃っている誰もが入れるファミリーレストランです。
朝ご飯でも、ランチ、ディナーの全てに対応していますので、お見かけした際は是非ご来店されるのをオススメします。サイゼリヤとは途方もない差がついていますが、追い付け追い越せが望めそうなポテンシャルは秘めていると思います。