(株)千趣会【8165】
株主優待を使いベルメゾンで家事問屋のホットパンを購入してみました。税込15,400円と高価ですが、株主優待だと気軽に購入できるのが嬉しいです。
家事問屋
家事問屋(かじどんや)は金属加工の一大産地である、新潟・燕三条で生まれ、下村企販株式会社が展開するブランドです。精巧な作りで評判高く、シンプルで使いやすい家事の道具を開発販売しています。
我が家のキッチンツールも家事問屋の割合が大きくなってきました。
ホットパン
そんな家事問屋が生み出したハイクオリティのホットサンドメーカーがホットパンです。他社が販売しているホットサンドメーカーは3,000円~5,000円前後の製品が多いですが、こちらの価格は15,400円と3倍~5倍もする高級品です。
1万円超えに見合う性能なのか期待しつつ使ってみました、その凄さを十二分に感じ、大人気になるのも納得の製品でした。実際の料理画像も添えて紹介します。
外側の溝
両面とも同じ構造がされていますが、この外側の溝が重要な働きを担っています。パンの耳をしっかりプレスして、中の具材がはみ出ることを確実に防ぎます。コロッケなどの厚みのある具材を入れてもはみ出ることなく、しっかりとプレス機能が働く構造は本当にお見事です。
また、この溝に水を入れることによって蒸し焼き調理にも対応している2way仕様と非常に使い勝手が良いです。
中央の溝
個人的には中央部分はフラットタイプが好みです。会社ロゴの型が入った商品もよく見かけますが、溝の部分が洗いづらくなるので選考から外すことが多いです。
こちらのホットパンも溝がなければ尚良いのに・・・と思いましたが、凹んでいるわけはなく、出っ張っているためそこまで洗いにくさはありませんでした。また、キレイな焼き目は視覚的にも楽しめますし、火の入り方も均等になることから重要な役割を果たしています。
目玉焼きサンド
ハムエッグ、コロッケ、イチゴ大福の3種類が記載されたミニレシピ本が付属で入っていました。あいにくハムがなかったので、目玉焼きサンドに挑戦してみます。
調理手順は、乗せるだけなのでお手軽です。簡単な流れは以下のとおりです。
1.油を薄く引き、卵を1個入れる。
2.外側の溝に大匙1杯の水を入れ、蓋をして蒸し焼き1分。
3.ひっくり返して、再度1分で両面焼きに。
4.蓋を開け、食パンを乗せて蓋を閉めてひっくり返す。
5.食パンの上に目玉焼きが乗るので、お好みの具材を乗せる。
6.その上から食パンを乗せて、蓋をして両面を1分ずつ焼きます。
7.焼き色が付いたら完成
たくさんの具材を乗せても画像のようにパン耳からはみ出ることなく、しっかりと収まっています。目玉焼きサンドを作る際、フライパンで目玉焼きを作る工程が必要でしたが、ホットパンだと一つで完結できるのが便利です。なるほど、こんな作り方があったのか・・・!とレシピを見て感動しました 笑
熱伝導の良さ
フライパン同士を重ねるため、熱伝導の良さが素晴らしく目玉焼きが一瞬で出来上がります。そのままひっくり返せば裏面も焼けますし、料理工程の効率化が凄まじいです。
取扱説明書には、熱伝導が非常に良いことから「持ち手のアルミ部分が熱くなるのでミトン等を使用してください」と注意書きがされています。ただ、2名分のホットサンドの調理時間は5分程度でしたが、持ち手は熱くならず素手で持てました。
10分以上火にかける場合は熱くなる可能性が高いのでミトン等の着用は必須かと思いますので、ご注意ください。
出来上がり
こちらが実際に作った目玉焼きのホットサンドです。料理スキルが高くない私でも中々の見栄えのあるホットサンドが出来上がりました。朝食用に作りましたが、約10分程度の調理時間に挟むだけという手軽さに脱帽です。
具材にハムやソーセージ、ベーコン、コロッケなどなど色々なものを挟んでも美味しいですし、フルーツサンドもオススメです。平日は簡単に、お休みの日はオシャレにカフェご飯と満喫できる代物です。
高いだけの価値があります
このようなホットサンドメーカーはキャンプ用品として使用するイメージがありましたが、家庭用として使用できますし、製品の質と値段が比例している商品だと感じました。
特に外側の溝が優秀で、具材を閉じ込めるプレスの構造はストレスなく調理できます。そしてパン耳もカリッと焼けるため、外側の食感が良く、具材も盛りだくさんとどこを食べても美味しく感じられます。
他の製品にも耳もカリッと焼けるタイプがありますが、階段状になっているだけで具材がはみ出てしまうこともあるので、溝タイプを強くオススメしたいです。お値段は高いですが、ミニフライパンとしても長く使用できフッ素加工によりお手入れも非常にしやすく、料理が一段と楽しくなる製品です。