(株)サンセイランディック【3277】
不動産会社ですが、権利関係が複雑な底地(貸宅地)や借地権などをターゲットにしているのが特徴的です。
不動産の権利関係は非常に複雑ですから、このようなプロ集団でないと調整は難しいのかもしれませんね。
どんな会社?
不動産の問題を解決するコンサルティングの面も有しています。
老朽化したアパート等を保有している方がいた場合、入居者がいると売却は建替などの調整が煩雑になることが想像できますよね。
そのような人間関係や権利関係を調整をする業務を請け負っています。
コンサルティングだけでなく、そういった不動産を購入して権利関係を綺麗にしてから再販する、というケースも多いようです。
老朽化した不動産は街並みの良さを悪くするだけなく、倒壊の恐れの危険性も含まれるため、このようなプロフェッショナル集団は社会に必要不可欠な存在です。
株式情報
株主優待は2020年まではパンの缶詰が頂ける内容でしたが、2021年からは内容が少々変更となっています。
配当金も併せて見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:6月 年1回
保有数 | 1年未満 | 1年以上 |
---|---|---|
100株 | – | ¥500 |
200株 | ¥500 | カタログギフト |
500株 | ¥1,000 | カタログギフト |
2019年までは100株の1年未満でパンの缶詰が2缶頂けていました。
2020年からは200株以上のみパンの缶詰が頂けるよう株主優待が変更されています。
そして来年の2021年権利分からはパンの缶詰が消え、クオカードの贈呈に変更されています。
新たにカタログギフトが追加されていますが、1年以上の長期保有者のみの特典となります。このカタログギフトにはパンの缶詰を選択できるようですが、値段の設定は未定で公表されていません。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥748 | 2020年9月時点 |
100株 | ¥74,800 | |
株主優待 | ¥500 | |
配当金 | ¥2,500 | |
利回り | 4.01% |
株主優待も魅力的ですが、配当金をしっかりと出す姿勢なのがありがたいですね。
株主優待がパンの缶詰であった時は、優待価値も高かったのですがクオカードに切り替わってしまうと少々見劣りしてしまいます。
パンの缶詰
従来頂けていたパンの缶詰は、パン・アキモトが製造している保存期間3年の備蓄食でした。1缶で400円と高価ではありますが、味は非常に美味しいです。
37か月の賞味期限があるので万が一の備蓄食として人気の高い商品です。
あくまで美味しく食べられる「賞味」の期限なので、実際はもっと長く持つんでしょうね。