(株)TOKAIホールディングス【3167】
商号のとおり主に東海地方で活動をしており、LPガスやインターネットプロバイダ事業等のインフラ提供を行っています。
どんな会社?
「未来と照らす光とグループ企業のシナジー」をキャッチコピーとして、快適な住生活を提供していくことを謳っています。
地盤は静岡県ですが、東京都・神奈川県など関東にも進出しており、3本柱の事業を展開しています。
項目 | 内容 |
---|---|
エネルギー | LPガスや都市ガス、LNP |
アクア | 富士の天然水等のウォーターサーバー |
住宅関連 | 新築や分譲、セキュリティ、保険 |
エネルギー事業のインフラはどのような経済状況でも需要があるので不況知らずです。アクア事業は静岡県ならではの富士山ブランドを展開しています。
売上構成比
元々はガスから開始している企業のためインフラ関係が非常に強く、以下のように売上構成比の多くを占めています。
ガス:40%
情報:28%
CATV:14%
不動産:11%
アクア:3%
社会インフラの安定感はやはり魅力的ですね。地域に密着すればするほど社会的責任を負いますので、倒産するわけにはいきません。
株式情報
本社は静岡県静岡市に位置し、決算月は3月です。株主優待は各グループが提供しているサービスを享受できるようなります。配当金と併せて紹介します。
株主優待
権利確定月:3月 9月 年2回
保有数 | 水 | クオカード | LIBMO |
---|---|---|---|
100株 | ¥2,000 | ¥500 | ¥2,100 |
300株 | ¥4,000 | ¥1,500 | ¥5,100 |
5,000株 | ¥8,000 | ¥2,500 | ¥11,280 |
権利区分は3つありますが、5,000株は非現実的です。株主優待の利用価値は高いので300株まで保有するのもオススメです。
上表の3つ以外にもTLCポイントやお食事券との交換も可能です。還元額が最大になるのは格安SIMのLIBMO(リブモ)を利用する場合です。私はEコースが新設されてから通信回線をLIBMOに切り替えました。
LIBMO
2017年2月にMVNO事業へ本格参入し、格安SIM”LIBMO”の提供が始まりました。2017年はLIBMO特別コースが提供されましたが、2018年から正式に株主優待コースに追加されました。
音声通話の最安プランは3GBの税込980円なので、300株だと毎月130円で利用できます。このコスパの高さは素晴らしく、固定費の削減に大いに役立っています。
3GBの次は8GB、20GBと続きますが20GBでも税込1,991円なので850円割引を提供すると税込1,141円です。他社の20GBは2,200円前後が多いので、LIBMOは業界で最安値クラスです。ただ、20Gも使い切れない層が多いことから、10GB未満が人気のようです。
なお、安かろう悪かろうでは意味がありませんが、Docomo回線を利用しているので、日中・夜間・休日のいずれでも̠、電話・インターネット回線は良好です。
うるのん
我が家はウォーターサーバーを置くスペースがないので、ペットボトルのうるのんを選択していた時もあります。美味しく飲みやすい水なので12本はあっという間です。
クオカード
うるのん以外にはクオカードも頂いていました。有効期限がないので使いやすい安定した株主優待の代表格です。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥986 | 2024年8月時点 |
300株 | ¥295,800 | |
株主優待 | ¥10,200 | |
配当金 | ¥10,200 | |
利回り | 6.90% |
株主優待の金額は、スマホのLIBMO(リブモ)で計算しています。配当利回りは約3.4%で、株主優待を合わせた総利回りは約6.9%と高還元銘柄です。
株主還元の姿勢が高い企業かつ、社会インフラを担える実力もあることから、業績は安定的で、魅力度がより高まります。