伊藤園は、茶葉製品・緑茶飲料の国内最大手として知られる飲料メーカーです。「お〜いお茶」が主力ブランドで、鶴瓶さんのパッケージでおなじみの麦茶や、市販向けのタリーズコーヒーなども幅広く展開しています。株主優待では自社飲料の詰め合わせ(お茶セット)が届き、満足度の高い銘柄として人気を集めています。
どんな会社?
伊藤園は1966年に設立された、国内最大手の茶葉・緑茶飲料メーカーです。中国との代理契約により、日本で初めてウーロン茶を販売した企業としても知られています。主力ブランドの「お〜いお茶」は国民的緑茶飲料として高い認知度を誇り、伊藤園の茶畑を映したCMはブランドの象徴となっています。
お茶
伊藤園の事業の中心は、緑茶・麦茶の2本柱です。
「お〜いお茶」は国内トップシェアを誇る緑茶飲料で、ペットボトル緑茶の代名詞ともいえる存在として、幅広い年代から支持されています。
麦茶では、鶴瓶さんのパッケージでおなじみの「健康ミネラル麦茶」が圧倒的な販売数を記録し、家庭向け麦茶のトップブランドとして定着しています。夏場の需要が高く、季節商品としての存在感も大きいシリーズです。
コーヒー
アメリカ発祥の「タリーズコーヒー」を傘下に収め、市販向け飲料として展開しています。本家タリーズは店舗運営を終了していますが、日本ではライセンス契約によりブランドが継続しており、ペットボトルやチルド飲料として安定したラインナップを維持しています。
緑茶・麦茶ほどの主力ではありませんが、伊藤園の飲料事業を支える補完的なカテゴリーとして存在感があります。
海外展開
海外展開にも継続して取り組んでおり、米国・アジアを中心に緑茶市場の拡大を進めています。「お〜いお茶」のグローバルブランド化を軸に、現地での認知向上や販路拡大を図るマーケティング施策が続いています。
海外での緑茶需要は年々高まっており、伊藤園は日本発の飲料ブランドとして長期的な成長を目指しています。
株式情報
本社所在地は東京都渋谷区で、東証プライム市場に上場している企業です。決算期は4月末で、株主優待と配当金の両方を受け取れる銘柄です。
株主優待
権利確定月:4月(年1回)
| 保有数 | 株主優待 | 備考 |
|---|---|---|
| 100株 | ¥1,500 | 自社商品 |
| 1,000株 | ¥3,000 |
伊藤園の株主優待は、自社飲料の詰め合わせが届く内容です。保有株数に応じて金額が変わり、100株と1,000株の2区分があります。
100株の場合、紙パック飲料や缶飲料が12本前後入りま、内容は定番商品の組み合わせで、例年大きな変更はありません。

このような飲み切りやすい容量の紙パック飲料が中心です。
株主向けの割引購入制度では、「カテキン緑茶W」などの機能性飲料を30%オフなどがあり、伊藤園製品を日常的に購入している人にとっては、併用しやすい制度です。
利回り
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 1株 | ¥2,999 | 2026年7月時点 |
| 100株 | ¥299,900 | |
| 株主優待 | ¥1,500 | |
| 配当金 | ¥5,200 | |
| 利回り | 2.23% |
総合利回りは約2.2%です。飲料メーカーの中では平均的な水準で、優待は毎年ほぼ固定の1,500円相当の詰め合わせです。100株で必要資金は約30万円なので、優待目的なら最小単元で十分です。
まとめ
伊藤園は、国内トップの緑茶ブランドを軸に安定した事業を展開しつつ、2026年は海外向け製品の強化が進んでいます。日本の茶輸出は前年比42%増と大きく伸びており、その約7割を占める抹茶需要が北米を中心に拡大しています。
ティーファクトリーの稼働により、年間3億個規模のティーバッグ供給体制が整い、海外市場の成長を取り込める環境ができています。
利回りは約2.2%と控えめですが、海外需要が今後どこまで売上に反映されるのか期待したいところです。



