(株)ドトール・日レスホールディングス【3087】
ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェで抜群の知名度を確立している企業です。
どんな会社?
2007年に株式会社ドトールコーヒーと日本レストランシステム株式会社が経営統合し、現在の商号となりました。
コーヒーといえばスターバックスが頭一つ抜けており、ドトールコーヒーも奮闘しているところですが、苦戦を強いられています。それでもコスパの高さや根強い固定ファンが多いので、これからも美味しいカフェを展開していただきたいものです。
参考までに筆頭ブランドの売上高は大体以下のとおりです。
会社名 | 売上高 |
---|---|
スターバックス | 2,500億円 |
ドトール | 1,090億円 |
サンマルク | 570億円 |
タリーズ | 430億円 |
※2022年時点
スターバックスとは2倍以上の差をつけられ、ドトール・サンマルク・タリーズの3社が統合したとしても、スターバックスには及ばない数字です。それでも業界2位の地位は確立しており、無くてはならないお店です。
日本レストランシステム
経営統合した日レスも星乃珈琲を展開しており、相乗効果が期待できる業種同士です。その他にもレストランにチェーン店としても有名で、五右衛門や天馬、卵と私などを展開しており、美味しい料理を提供しています。
レストラン事業以外にも自然食品のF&Fも手掛けており、食に関するスペシャルリストです。
サンメリー
石窯パン工房サンメリーや、コッパ田島、パンの田島を運営しているベーカリーを中心としたお店を構えています。パンの田島(=コッペ田島)はコッペパン専門店で、あまりにも美味しかったので、この頃は利用する機会が格段に増えました。
株式情報
本社は東京都渋谷区に位置しており、決算月は2月です。東証プライムに上場している、誰もが知っている銘柄です。
株主優待
権利確定月:2月 年1回
保有数 | 金額 |
---|---|
100株 | ¥1,000 |
300株 | ¥3,000 |
500株 | ¥5,000 |
権利区分は3つあり、保有数と株主優待額が比例して上昇します。コーヒーチェーンの株主優待は少なめなので、ドトール好きであればオススメの銘柄です。パンの田島でも使用可能で、ベーカリーの優待としても希少性があります。
株主優待カード自体の有効期限は1年間となっていますが、ドトールバリューカードにチャージすることによって有効期限を3年間に延ばすことができます。
店舗で使用する際は1会計につき1枚のプリペイドカードのみが使用できる仕様なので、複数名義で保有されている方はバリューカードに合算して使用した方が使い勝手が格段に良くなります。
更に有効期限も延長されるので、ドトールの株主優待の権利を得た際はバリューカードの保有をオススメします。
「店頭でバリューカードを下さい」を伝えると300円で購入できます。最初に300ポイントが付与されているので実質0円の無料で発行可能です。
私はアプリ「DVC」に移行させているので、現物カードを使わずにスマホで完結させています。毎年2名義分の10,000円分をチャージしているので、コーヒーやコッペパンを存分に堪能させてもらっています。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥2,155 | 2024年6月時点 |
100株 | ¥215,500 | |
株主優待 | ¥1,000 | |
配当金 | ¥4,200 | |
利回り | 2.41% |
株主優待と配当金を併せた総利回りは約2.4%と、株主還元が大きいわけではありません。株価自体は安定的に推移しているため、長期保有目当ても検討したいところです。
ただ、株主優待の最大の500株まで保有すると投資金額が約100万円とハードルが少々上がってしまいます。
お食事体験記
ドトールとその系列店でバリューカードが使用可能なので、お食事等をしてきました。
経営統合した日レス系列のお店では使用できないのが残念ですが、ドトールだけも魅力度は高いです。
初荷2022
新年の福袋は多くの企業が販売していますが、ドトールは「初荷」という名称で販売をしています。
基本のコーヒー豆セットを頂きましたが、ランクは3区分あり一番安い1,800円のものを頂きました。
①1,800円(豆2袋、コーヒーチケット5枚)
②3,400円(豆3袋、コーヒーチケット5枚、キャニスター缶)
③5,800円(豆5袋、コーヒーチケット10枚、キャニスター缶)
一番お得なのは③の5,800円のものです。ハワイコナブレンドとブルーマウンテンブレンドの高価格な豆が頂ける上、ドリンクチケットも10枚と太っ腹なラインナップとなっていました。
コーヒーチケットは、ブレンド・アメリカン・アイスのSサイズと引き換え可能です。1杯220円なので1,100円分になります。全国の店舗で使用できるので使い勝手は申し分ありませんね。
パンの田島
コッペパン専門店なだけあり、コッペパンが本当に美味しいです。価格帯は200円~500円となっていますが、食べ応えのあるコッペパンなので満足度が非常に高いです。
挟まっている具材もはみ出るぐらいの大きさで人気のお店です。