【8079】正栄食品工業から株主優待が届きました。

2024年11月9日

正栄食品工業（株）【8079】

製パン・製菓用材料を世界各地から輸入している企業です。コンビニのPB商品にも展開しているため販促力は強いです。

どんな会社？

農園経営を始め、生産加工から販売機能まで有している食品特化の商社企業です。クッキー・ビスケット・チョコレートは”正栄デリシィ”が主に製造しています。

看板メニューはサク山チョコ次郎でチョコとビスケットのバランスが良いお菓子です。

数年前はスーパーですら見かけませんでしたが、ここ最近は定番商品のように姿を見かけるようになりました。とても美味しくて大好きなお菓子なので、コアラのマーチのような地位を確立して欲しいです。

本社は東京都台東区に位置しており、決算月は10月です。株主優待は自社選定のお菓子の詰め合わせが頂けます。配当金も出ていますので、それぞれ紹介します。

権利確定月：4月　10月　年2回

保有数	金額
100株	¥4,000

権利区分は100株のみで、お菓子の詰め合わせが頂けます。以前までは保有数に応じてカタログ商品の50％割引券（上限3,240円）も贈呈されていましたが廃止になりました。私はお菓子以外に興味がなかったので、気にしていませんがナッツ系をよく買われる方は残念な変更だったかもしれませんね。

なお、メインのお菓子は約4,000円の商品が届くためボリュームたっぷりです。

配送スケジュールが変更されたことから、10月権利分は翌年5月に到着します。5月でも気温が高くなるので、チョコレート系のお菓子は無くなり、クッキーやナッツ、ドライフルーツの商品がメインです。

一番高価なのはマロングラッセで1箱1,000円を超える高級菓子です。ナッツ類も高いので、この2種類で半分以上の価値を占めています。段ボールにぎっしりと詰まった形で届くので、開けるのも楽しい株主優待です。

冬はチョコレートが溶ける心配が無くなるので、チョコレート菓子が多くなります。サク山チョコ次郎が大好きなので冬の方が好きです。また、干支チョコは毎年入っているため、1年の終わりを感じさせられます。

総利回りは約2.9％と一般的な位置にいます。お菓子は定価計算のため、スーパーの販売価格で比較するともう少し利回りが下がります。それでも十二分な量が頂けるので満足度は高いです。

株価は3,000円～4,000円台のレンジ幅で推移しており、高値圏は5,500円付近です。売上高は上昇傾向で、利益も安定して高水準を位置しています。配当金も少しずつ増配を実施しており、2024年は50円台に乗せました。

投資金額は約40万円と高めではありますが、お菓子や高価格帯のナッツ類が色々と頂けるありがく、食料品メーカーならではの安定性も魅力の一つです。株価は5,000円台を安定的に推移して欲しいところなので、引き続き応援し続けたい企業の一つです。

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