アシックスの株主優待は最大40%OFFと紹介されることがありますが、40%を受け取るには2,000万円超の投資が必要です。一般的な個人投資家が現実的に受け取れるのは20〜30%の割引率で、私自身は30%のクーポンを利用しています。
この記事では、アシックス優待の割引率の仕組み、使い方、実際どれくらいお得なのかを分かりやすく紹介します。
どんな会社?
アシックスは1949年に創業した国内スポーツメーカーで、ランニングシューズを中心に世界的な評価を受けています。バスケットボールやサッカー、マラソンなど幅広い競技向けのシューズを展開しており、特にランニング分野ではトップブランドの一つです。
また、2000年代に復刻したオニツカタイガーが海外で人気となり、ファッションブランドとしての存在感も高まっています。スポーツだけでなく、ライフスタイルやビジネス向けのシューズにも力を入れており、用途の幅が広いのが特徴です。
海外売上比率が高く、グローバル市場で安定した需要があるため、株主優待を長期で利用したい人にも向いている企業です。
株式情報
アシックスの本社は兵庫県神戸市にあり、決算月は12月です。国内メーカーですが、売上の約7割を海外が占めており、特に日米欧での販売が主力となっています。
上場市場は東証プライムで、スポーツ用品メーカーとしては世界的なブランド力を持つ企業です。
そんなアシックスが提供している株主優待は、スポーツ用品をお得に購入できる実用性の高い内容になっています。ここからは、その優待内容を詳しく紹介します。
株主優待
権利確定月:6月・12月(年2回)
| 保有数 | 3年未満 | 3年以上 |
|---|---|---|
| 100株 | 20%割引 | |
| 200株 | 20%割引 | 30%割引 |
| 5,000株 | 40%割引 | |
ポイント
- 実質的に100株or200株の2択
- 30%割引を目指せるのは200株のみ
- 5,000株は必要資金が2,000万円超で個人投資家向けではない
優待制度の変更点
アシックスの株主優待は、2026年6月権利分から制度が変更されました。ここではどこが変わったのかを簡潔にまとめます。
なお、今回の変更は優待改悪と言える内容です。
主な変更点
- 100株:30%→20%へ引き下げ
- 1,200区分が廃止
- 200株(20% or 30%)・5,000株(40%)に再編
- 長期保有の優遇は200株のみ

使用方法
株主優待券は、アシックスオンラインストアで使える電子チケット10枚です。 以前は紙の割引券で実店舗でも使用できましたが、現在はEC利用が基本になっています。
使用できるオンラインストア
- アシックス
- アシックスウォーキング
- オニツカタイガー(2025年12月権利分から追加)
オニツカタイガーが対象に加わったことで、優待の使い勝手は大きく向上しました。
実際に使ってみました
実際に株主優待を使って購入した体験記をまとめています。
家族全員で使える
アシックスの株主優待は、本人だけでなく家族も利用できるため、割引券の中では珍しく人気が高い制度です。
- 普段使いのスニーカー
- 子どもの部活用シューズ
- ランニングシューズ
- ビジネス用の革靴
など、家族全員の靴代をまとめて節約できるのが大きな魅力です。特に子どもの製品は買い替え頻度が高いため、20%~30%割引の恩恵は大変助かります。
アシックスとオニツカタイガーの違い
アシックスとオニツカタイガーはブランドの方向性が異なります。
- アシックス:スポーツ向け(機能性重視)
- オニツカタイガー:ファッション向け(デザイン重視)
この2つが同じ優待で使えるため、 用途に合わせて選べる使い勝手の良さが大きな強みです。
利回り
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 1株 | ¥4,204 | 2026年6月時点 |
| 100株 | ¥420,400 | |
| 株主優待 | ¥10,000 | 使用額により変動 |
| 配当金 | ¥3,800 | |
| 利回り | 3.28% |
アシックスの株主優待は、使った金額によって実質的な価値が大きく変わるタイプです。 ここでは、年間で1万円分の割引を利用したケースで計算しています。
10枚すべてを使い切るのはやや難しいものの、アシックスやオニツカタイガーをよく利用する方であれば、年間1万円分程度の割引は十分に受けられるため、優待価値の高い内容です。
配当金による還元も安定しており、直近5年間は毎年増配が続いています。 株価上昇により利回りはやや低下傾向ですが、 優待+配当の総利回りで約3.2%と、依然として魅力的な水準です。



