DyDoグループホールディングスは、自販機でおなじみの飲料メーカーです。主力の自販機事業は競争が激しく、厳しい環境が続いています。
どんな会社?
DyDoグループホールディングスは、缶コーヒーのダイドーブレンドで知られる飲料メーカーです。1970年代から缶コーヒー市場に力を入れ、独自の味づくりとブランドイメージで根強いファンを獲得してきました。現在も主力商品は缶コーヒーで、DyDoの売上構造を語るうえで欠かせない存在です。
また、DyDoの特徴は自販機比率の高さにあります。飲料売上の90%が自動販売機経由で、日本の治安の良さや街中のインフラがそのビジネスモデルを支えています。さらに、飲料だけでなく、医薬品の大同薬品工業やフルーツゼリーで有名なたらみなど、多様な子会社を持つ総合メーカーとして事業を広げています。
特にたらみはDyDoグループの中でも存在感のある食品事業で、コンビニやスーパーでもよく見かける人気ブランドです。代表的なシリーズは次のとおりで、容量や価格帯の違いをまとめてみました。
| シリーズ名 | 特徴 | 容量 | 価格 |
|---|---|---|---|
| PURE | 高級ライン。果肉感が強い | 270g | 298円 |
| くだもの屋さん | お手軽ライン。日常使い向け | 160g | 162円 |
| どっさり | 定番シリーズ。スーパーでよく見かける | 230g | 248円 |
| ごろっと | 大ぶり果肉が特徴の贅沢系。コンビニ限定 | 300g | 250円 |
表を見ると分かるように、シリーズごとに味わいも価格帯もかなり違います。私のよく行くスーパーではどっさりシリーズが約110円で買えるので、コスパの良さも魅力です。妻も子どもも大好きで、気づけば冷蔵庫に常に入っている定番ストックになっています(笑
株式情報
本社は大阪府大阪市に位置し、決算月は1月です。株主優待は6,000円相当のドリンクやゼリーの詰め合わせセットでボリューム満点です。配当金も出ていますので、それぞれ紹介します。
株主優待
権利確定月:1月20日(年1回)
| 保有数 | 株主優待 | 備考 |
|---|---|---|
| 200株 | ¥6,000 | 保有期間半年以上 |
1月権利の貴重な株主優待です。
※5年保有すると1度限りの記念優待がありますが、割愛しています。
継続の保有期間は半年以上なので、そこまでハードルは高くありませんが、200株以上が条件となっていますのでご注意ください。



こちらは、実際に届いた株主優待品の商品です。大きな段ボールが3段重なるボリューム満点の内容で毎年6月下旬に届きます。
利回り
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 1株 | ¥2,587 | 2026年6月時点 |
| 200株 | ¥517,400 | |
| 株主優待 | ¥6,000 | |
| 配当金 | ¥6,000 | |
| 利回り | 2.32% |
飲料メーカーは総じて利回りが低くなりがちですが、株主優待と配当金を合わせた総利回りは約2.3%と、飲料大手の中では十分に魅力的な水準と言えます。一方で、DyDoは自販機中心のビジネスモデルが逆風を受けています。物価高による缶コーヒーの値上がりや、コンビニコーヒーの普及、節約志向によるスーパーへのシフトなどが重なり、自販機の売上は年々厳しい状況です。その影響もあり、2026年1月期には過去最大となる約300億円の赤字を計上し、全国27万台のうち不採算の約2万台を撤去する方針が示されています。
こうした悪材料が出たことで株価は下落したものの、現在は2,500円前後で推移しており、一定の底堅さを見せています。事業環境は厳しいものの、大手飲料メーカーとしてのブランド力が下値を支えている印象です。



