マルハニチロ(株)【1333】
水産の最大手企業で日本国や海外にも強力な物流網を築いています。一般消費者としては冷凍食品や缶詰が馴染み深いです。
どんな会社?
グローバルな水産食品企業です。
世界中の水産物を漁獲して世界市場に供給すること、養殖をすること、水産物の市場内流通に関すること、冷凍食品、缶詰、フィッシュソーセージ等の加工食品にも事業展開しています。
養殖に関しては、民間企業として初めてクロマグロの完全養殖を達成しており、その知識と技術の高さは群を抜いています。
株式情報
本社は東京都江東区に位置し、決算月は3月です。
優良企業として名高いのですが、2022年を最後に株主優待は廃止となりました。
備忘録も兼ねて株主優待と配当金をそれぞれ見ていきましょう。
株主優待
当社指定商品の水産物カタログから選択する方式です。
贈答として喜ばれるカニ缶やご飯のお供のフレーク類、海苔などのラインナップで食卓を華やかにしてくれる食料品が頂けました。
いつもカニ缶と海苔の詰め合わせを頂いていましたが、2022年が最後となりました。
早速、注文していた缶詰の詰め合わせ6点セットが届きました。カニ缶はもちろんのこと、ホタテの貝柱もとっても美味しくてすぐに食べきってしまいました。
今回で最後の株主優待でしたが、最後の最後まで美味しい食料品を頂き感謝の限りです。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥2,557 | 2022年6月時点 |
100株 | ¥255,700 | |
株主優待 | ¥0 | |
配当金 | ¥5,500 | |
利回り | 2.15% |
株主優待が廃止となった変わりに配当金が1株15円増配され、40円から55円となりました。それでも配当利回りは約2.1%なので高い部類ではありません。
株価は株主優待の廃止を発表した2022年5月に大きく値を下げましたが、その後は順調に回復基調に入り、廃止を発表した時点より高い株価となっています。
株主優待を廃止することにより、優待コストが削減され、業績が良くなるといったメリットもありますが、ここまでの急騰理由は今のところ分かりません。
ただ、世界的な水産企業として上位に君臨している企業ですから、株主優待が廃止されたとしても魅力的な企業であることは変わりありませんので、マルハニチロを応援したい方、好きな方は投資を検討しても良さそうです。