【6082】ライドオンエクスプレス　株主優待が届きました。

2024年7月25日

（株）ライドオンエクスプレスホールディングス【6082】

全国的にお寿司や定食の宅配サービスを行っており、ご家庭のお食事を華やかにしてくれています。

どんな会社？

銀のさら・釜寅・すし上等！の３ブランドの宅配事業を展開しています。

その他にもファインダインズという、レストランの本格料理を自宅やオフィスに届けるサービスも行っています。デリバリー業界は競争企業が多くなっていますので今後も営業利益を伸ばしていけるか気になるところです。

また、全てのエリアを配送してくれる訳ではなく、店舗が近くにあるか否かで使用できるかが決まってきます。ご利用になる前に、以下のホームページで対象エリアか確認しておきましょう。

ブランド	公式サイト
銀のさら	https://www.ginsara.jp/store/list/
釜寅	https://www.kamatora.jp/
すし上等！	https://www.sushijoto.jp/

本社は東京都港区に位置し、決算月は3月です。株主優待は自社が運営しているデリバリーサイトで使用できるお食事券が頂け、配当金も出ていますので、それぞれを紹介します。

権利確定月：3月　年1回

保有数	株主優待	備考
100株	¥2,500	または、お米2kg

権利区分100株のみです。お食事券として使うのが一番利回りが良くなりますが、お米2kgとの交換制度も設けられています。ただ、お米1kg＝440円と仮定すると大幅な利回り減になりますので、出来る限りお食事を注文されるのをオススメします。

2017年までは5,000円分だったので、豪華なお寿司を堪能出来ていましたが、現在は半分の2,500円に変更されています。株価も下落傾向であることから、2名義保有で2,500円×2枚にしたら･･･？と思いますが、1回の注文で使用できるのは1枚と制限があります。

ただ、「1回の注文につき1枚の利用」という文言を読む限り、注文を分ければ株主優待を実質的に2枚利用することも可能そうです。デリバリーの配達条件も1,500円以上とハードルが低いので、豪華なお寿司を堪能したい！という欲求は条件が整えばまだまだ叶えられそうです。

株主優待と配当金を合わせた総利回りは約3.3％と一般的な数字となっていますが、株価は下降トレンドに陥っています。2020年には3,000円を超えていましたが、それ以降は下がる一方で反転の兆しが見えていません。底値と思われる800円付近も射程圏内になってきました。

コロナ過でデリバリー市場は活気づきましたが、収束を期に利用者が減少し、更にエネルギーコスト増で利益が大幅に圧迫されました。商品の値上げを実施したことから売上高は例年通りを維持していますが、コスト増を吸収し切れていない状況です。

配当金も1株30円→10円に減配し、配当利回りは1％以上も下げてしまいました。また、プライム市場の適合状況である時価総額100億円は、66億円と満たせていないので、注視が必要な銘柄です。

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