松竹(株)【9601】
歌舞伎興行から始まり、映画館の上映も行っている企業です。
多くの賃貸不動産も有しており、収益の多角化が図れています。
どんな会社?
有名すぎるので説明不要と思いますが、明治時代から営まれている歴史のある企業です。
大正13年に東京株式取引所に上場しています。
歌舞伎を始め、日本の伝統を継承・発展・世界文化へ貢献させていくことを志しており、日本になくてはならない企業の一つと言えます。
多くの歌舞伎俳優と専属契約を締結しており、制作・興行はほぼ独占状態です。中々新規参入するのも難しい分野ですし、文化的な意味合いも強い業種ですから今後も松竹が長らく君臨していくでしょうね。
株式情報
株主優待は演劇や自社運営の映画鑑賞券がいただけます。
配当金は未定の状態ですが、それぞれを見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:2月 8月 年2回
保有数 | 6カ月ポイント | 月間使用可能数 | 演劇招待 |
---|---|---|---|
100株 | 80 | 40 | 0 |
200株 | 160 | 60 | 0 |
300株 | 200 | 80 | 2 |
500株 | 280 | 100 | 4 |
800株 | 400 | 120 | 6 |
1,000株 | 480 | 140 | 8 |
1,500株 | 480 | 140 | 12 |
2,000株 | 480 | 140 | 16 |
権利区分は上表の通り、多く分かれています。
私は300株を保有しているため株主優待カードを2枚頂いていますが、保有区分の情報は以下の表の通りとなっています。
保有数 | 本人カード | ファミリーカード |
---|---|---|
100株 | 1 | 0 |
300株 | 1 | 1 |
1,000株 | 1 | 2 |
1,500株 | 1 | 3 |
300株からは演劇招待も頂けますが、2020年10月時点では使用が出来ません。
演劇自体は8月から順次再開していますが従来通りの営業が出来るようになってから、株主優待による演劇鑑賞が可能となります。そのため当分難しいかもしれませんね。
ただ、映画館は通常通りの使用が可能なので楽しむことは出来ます。
基本的には10ポイントで映画を鑑賞できますが、新宿ピカデリーで利用する場合は20ポイントが必要となります。
私の居住エリアだと新宿ピカデリー・丸の内ピカデリー・東劇の3施設が候補にあがりますが、上映作品の豊富さは新宿ピカデリーが飛び抜けて多いため、新宿で全て消化する予定です。
鬼滅の刃の無限列車編の映画に感動してしまって、2回目をまた見に行こうかと・・・笑
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | 12,300 | |
100株 | 1,230,000 | |
株主優待 | 14,400 | 20P=1,800円 |
配当金 | 0 | |
利回り | 1.2% |
全て新宿ピカデリーで使用することを想定しています。
100株の場合、半年で4回分(1年間で8回分)に1,800円をかけた計算となっています。
利回りは残念ながら1%程度と正直なところ魅力的ではありません。
配当金も2019年実績を見ても1株30円なので、コロナ禍がなかった場合でも3,000円程度でしょう。
そもそも株価が1万円超えなので100株でも100万円以上を投資しなければならないとハードルは高めです。
加えて映画館の店舗数も多いわけではありませんので、東京近辺に住んでいないとあまり楽しめない株主優待かもしれません。
私は演劇が見たくて保有をしているのですが、その演劇も中止なった今は悲しみしかありませんが 笑