東海東京フィナンシャル・ホールディングス(株)【8616】
愛知県名古屋市を中心とする中京圏を地盤にしている証券会社です。富裕層を主ターゲットにしています。
目次
どんな会社?
対面での営業を主体としている準大手証券会社です。地方銀行との提携も率先して行い、幅広い金融業の多角化を行っています。
収益の柱であるリテール部門は、富裕層や成熟層などに対する資本政策や自社株対策のほか、相続や事業継承のコンサルティングに係る手数料です。次いでマーケット部門では、トレーディング損益が主で、外国株や外国債の割合が大きくなっています。
株式情報
本社は東京都中央区に位置し、決算月は3月です。一番の魅力は配当金ですが、株主優待も贈呈されていますので、それぞれ紹介します。
株主優待
権利確定月:3月 年1回
保有数 | 株主優待 |
---|---|
1,000株 | ¥2,000 |
3,000株 | ¥4,000 |
5,000株 | ¥5,000 |
10,000株 | ¥10,000 |
株主優待を得るための区分は1,000株以上となっていますが、株価自体は高くないため検討できる範囲内かと思います。それでも2,000円相当の商品ですので、投資金額に対しての魅力度はそこまで高くないかもしれません。
なお、100株以上を”3年以上”保有しているには、500円のクオカードが贈呈されますので、それを狙うのも良いと思います。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥531 | 2024年8月時点 |
100株 | ¥53,100 | |
株主優待 | ¥500 | |
配当金 |
¥2,800 |
|
利回り | 6.21% |
1株単価は500円台と低くなっており、保有しやすい銘柄です。配当利回りは単体で約5.2%と驚異の数字を誇っている上、長期特典で株主優待も得られる高還元銘柄です。
配当金は毎年同じ金額というわけではなく、平均的には20円を超えることが多いです。直近で一番高かったのは2018年の1株38円で、高配当銘柄の筆頭でした。
株価もお手頃なので単元株の100株ではなく、1,000株まで買い増しを検討して株主優待の権利を狙っても良いかと思います。