(株)淀川製鋼所【5451】
鋼板、金属屋根や壁材などの建材を取り扱っている企業です。台湾にも営業を拡大しているほか、家庭用の物置なども手掛けています。
どんな会社?
石炭や鉄鉱石から鋼材が出来上がりますが、その鋼材を加工することを生業にしています。材料を薄く延ばして、めっき鋼板にすることや、塗装を施してカラー鋼板にしています。
住宅設備に関するものに使用されていますが、冷蔵庫に部品にも採用されている実績があります。また、ヨド物置も一般家庭向けとして販売され、とても好評な製品となっています。
株式情報
本社は大阪府大阪市に位置し、決算月は3月です。1,935年に設立し100年企業を目指して事業に取り組んでいます。
財務状況は非常に良く、株主優待も出ていますのでそれぞれを見ていきましょう。
株主優待
権利確定月:3月 年1回
保有数 | 3年未満 | 3年以上 |
---|---|---|
100株 | ¥2,000 | ¥4,000 |
300株 | ¥3,000 | ¥6,000 |
500株 | ¥4,000 | ¥8,000 |
自社選定のカタログ商品から上表の金額分を選ぶ形式となっています。
2,000円分の場合は、ハチミツやそうめん等の王道商品が掲載されています。
夏の優待カタログはそうめんを頂く機会が多いのですが、さすがに今年は届きすぎなので、ハチミツ2本入りを注文してみました。
利回り
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
1株 | ¥2,436 | 2022年8月時点 |
100株 | ¥243,600 | |
株主優待 | ¥4,000 | |
配当金 | ¥10,200 | |
利回り | 5.83% |
株主優待は3年以上保有の4,000円と仮定していますが、配当金の割が大きく高配当銘柄です。昨年までは1株75円の配当でしたが、業績が好調のため一気に増配されました。
発表時点では株価は上昇傾向にありましたが、最近は下降トレンド、もしくは停滞期に入り2,200円~2,400円のレンジ幅で動いています。
このまま下に抜けてしまったら怖いですが、財務状況は非常に良いので直近で心配することはあまりなさそうです。また、反転の兆しも見えているので3,000円付近を目標に株価が上昇してくれることを期待したいです。
株主優待も3年以上保有していれば優待額が2倍になりますので、長期保有を前提に投資をしてみても面白い企業だと思います。